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纓
ふりがな文庫
“纓”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えい
46.7%
ひも
33.3%
おいかけ
6.7%
ふさ
6.7%
お
6.7%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えい
(逆引き)
罵声
(
ばせい
)
が子路に向って飛び、無数の石や棒が子路の
身体
(
からだ
)
に当った。敵の
戟
(
ほこ
)
の
尖端
(
さき
)
が
頬
(
ほお
)
を
掠
(
かす
)
めた。
纓
(
えい
)
(冠の
紐
(
ひも
)
)が
断
(
き
)
れて、冠が落ちかかる。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
纓(えい)の例文をもっと
(7作品)
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ひも
(逆引き)
この高い冠り物には無論
纓
(
ひも
)
が付けてあつて、それを顎下でしつかり括り付けます。蒙古の女は馬に乘ります。小さい時分から馬乘りの稽古をします。
元時代の蒙古人
(旧字旧仮名)
/
桑原隲蔵
(著)
纓(ひも)の例文をもっと
(5作品)
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おいかけ
(逆引き)
寵姫は、叫ぼうとしたが、じっとこらえて、その武将の
冠
(
かんむり
)
の
纓
(
おいかけ
)
をいきなりむしりとって、荘王の側へ逃げて行った。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
纓(おいかけ)の例文をもっと
(1作品)
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ふさ
(逆引き)
白羊羅紗
(
はくようらしゃ
)
の角を折った
范陽帽子
(
はんようぼうし
)
には、
薔薇
(
ばら
)
色の
纓
(
ふさ
)
をひらめかせ、髪締めとしている紺の
兜巾
(
ときん
)
にも
卵黄
(
らんこう
)
の帯飾りをつけている。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
纓(ふさ)の例文をもっと
(1作品)
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お
(逆引き)
そしてその矢は、関羽の
盔
(
かぶと
)
の
纓
(
お
)
を、ぷつんと、見事に射止めていた。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
纓(お)の例文をもっと
(1作品)
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纓
漢検1級
部首:⽷
23画
“纓”を含む語句
巻纓
簪纓
冠纓
勝久纓
朱纓
珠纓
紅纓
絶纓
緋纓
纓有領巾文光蟹
纓絡
纓金
金纓
“纓”のふりがなが多い著者
桑原隲蔵
吉川英治
中島敦
紫式部
泉鏡花
夏目漱石
国枝史郎
堀辰雄
岡本綺堂