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簪纓
ふりがな文庫
“簪纓”の読み方と例文
読み方
割合
しんえい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しんえい
(逆引き)
名門楊家は、数代
簪纓
(
しんえい
)
の誉れ高くご父祖はみな宰相や大臣の職にあられたのではないか。
三国志:08 望蜀の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
簪纓
(
しんえい
)
を
抛
(
なげう
)
ち棄て、
耀
(
かがや
)
ける家柄をも離れ、木の端、竹の
片
(
きれ
)
のような
青道心
(
あおどうしん
)
になって、寂心の
許
(
もと
)
に走り、其弟子となったのは、これも因縁
成熟
(
じょうじゅく
)
して其処に至ったのだと云えば、それまでであるが
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
忽ちにして
蜑煙
(
たんえん
)
蠻雨
(
ばんう
)
の荒郷に身を投ずるとか、貧人の
暴
(
にはか
)
に富むとか、貴人の忽ちに
簪纓
(
しんえい
)
を抛つとか、寡婦の夫を得るとか、
桀黠
(
けつかつ
)
の士の亂の起るに會ふとか、凡そ是の如き境遇際會の變易よりして
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
簪纓(しんえい)の例文をもっと
(3作品)
見る
簪
漢検1級
部首:⽵
20画
纓
漢検1級
部首:⽷
23画
“簪”で始まる語句
簪
簪屋
簪冠
簪揷
簪花
簪叉
簪巻
簪玉
簪船
簪草
“簪纓”のふりがなが多い著者
幸田露伴
吉川英治