おいかけ)” の例文
寵姫は、叫ぼうとしたが、じっとこらえて、その武将のかんむりおいかけをいきなりむしりとって、荘王の側へ逃げて行った。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「これからは、さらに、無礼講として飲み明かそう。みんな冠のおいかけを取れ」と、命じた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)