“緋纓”の読み方と例文
読み方割合
ひぶさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朱雀玄武旗すじゃくげんぶき、青龍白虎旗、白はた、青はた、黒旌、黄旌、緋纓ひぶさの大ばんなど、へんぽんと梁山りょうざんのいただきから中腹までを埋め、北斗七星旗から八、一百二十四流れの鎮天旗まで
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そばにいた小李広しょうりこうの花栄は、これを聞くと、手馴れの弓に矢をつがえて、はッしと放った。花栄の神技、狙いはあやまたず、盧俊儀ろしゅんぎがかぶっていた羅紗笠らしゃがさ緋纓ひぶさをブンと射切った。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)