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ひぶさ
ふりがな文庫
“ひぶさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
緋房
45.5%
緋総
45.5%
緋纓
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
緋房
(逆引き)
こればかりは本式らしい金モールと
緋房
(
ひぶさ
)
を飾った
紫緞子
(
むらさきどんす
)
の寝台が置いてあって、女王様のお
寝間
(
ねま
)
じみた
黄絹
(
きぎぬ
)
の
帷帳
(
とばり
)
が、やはり金モールと緋房ずくめの四角い
天蓋
(
てんがい
)
から
白菊
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ひぶさ(緋房)の例文をもっと
(5作品)
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緋総
(逆引き)
と命を
抱
(
いだ
)
く羽織の下に、きっと手を掛けた女の心は、錦の
綾
(
あや
)
に、
緋総
(
ひぶさ
)
の紐、身を引きしめた
朧
(
おぼろ
)
の顔に、
彩
(
いろ
)
ある雲が、
颯
(
さっ
)
と通る。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ひぶさ(緋総)の例文をもっと
(5作品)
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緋纓
(逆引き)
朱雀玄武旗
(
すじゃくげんぶき
)
、青龍白虎旗、白
旌
(
はた
)
、青
旌
(
はた
)
、黒旌、黄旌、
緋纓
(
ひぶさ
)
の大
幡
(
ばん
)
など、へんぽんと
梁山
(
りょうざん
)
のいただきから中腹までを埋め、北斗七星旗から八
卦
(
け
)
旗
(
き
)
、一百二十四流れの鎮天旗まで
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そばにいた
小李広
(
しょうりこう
)
の花栄は、これを聞くと、手馴れの弓に矢をつがえて、はッしと放った。花栄の神技、狙いはあやまたず、
盧俊儀
(
ろしゅんぎ
)
がかぶっていた
羅紗笠
(
らしゃがさ
)
の
緋纓
(
ひぶさ
)
をブンと射切った。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひぶさ(緋纓)の例文をもっと
(1作品)
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