“寝間”の読み方と例文
旧字:寢間
読み方割合
ねま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
法師はれいのとおり、寝間ねまの前の、えんがわにいると、昨夜さくやのとおり、おもい足音が裏門うらもんからはいって来て、法師をつれていきました。
壇ノ浦の鬼火 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
「とにかく、同棲しても、まだ友人関係なのですから、あたしの寝間ねまは、此処を茶の間にして、そっちの六畳ときめますから。」
遠藤(岩野)清子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
部屋は十畳の四角な板の間であって、奥の方に古畳二枚を敷いたきりだった。つまりその二畳が私達の寝間ねまであり居間いまであり食堂であった。