“旌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はた55.6%
あらは22.2%
あら11.1%
あらわ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これらのはたうしろかたに長く流れてわが目及ばず、またわがはかるところによれば左右のはしにあるものの相離るゝこと十歩なりき 七九—八一
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
教会内にて、つまらぬ批評眼をもつて他の小悪小非を穿うがつものには、教会内の小善小仁すらもあらはし易からず、而して今日の教会の多数は斯くの如くなるを悲しむなり。
各人心宮内の秘宮 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
これかの尊者の非業の死をあらわすためにこのあさのみ現ずる物の由
洪武十七年、太祖高皇帝の御恩ぎょおんこうむりて、臣が孝行をあらわしたもうをかたじけなくす。巍すでに孝子たる、まさに忠臣たるべし。孝に死し忠に死するは巍の至願也。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)