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旌
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はた
ふりがな文庫
“
旌
(
はた
)” の例文
これらの
旌
(
はた
)
後
(
うしろ
)
の
方
(
かた
)
に長く流れてわが目及ばず、またわがはかるところによれば左右の
端
(
はし
)
にあるものの相離るゝこと十歩なりき 七九—八一
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
やっと、ややおちついて四
壁
(
へき
)
をみると、
龍燈
(
りゅうとう
)
、
鳳燭
(
ほうしょく
)
の光は、
碧
(
みどり
)
と
金色
(
こんじき
)
を
映
(
は
)
え
交
(
か
)
わし、二列となっている仙童女は、
旌
(
はた
)
、
香瓶
(
こうびん
)
、
笏
(
しゃく
)
、
供華
(
くげ
)
などをささげていた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いまだ
浹辰
(
せふしん
)
を移さずして、
氣沴
(
きれい
)
おのづから清まりぬ。すなはち牛を放ち馬を
息
(
いこ
)
へ、
愷悌
(
がいてい
)
して華夏に歸り、
旌
(
はた
)
を卷き
戈
(
ほこ
)
を
戢
(
をさ
)
め、
儛詠
(
ぶえい
)
して都邑に停まりたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
間もなく二人の女官が来て、二つの
旌
(
はた
)
を持って竇を案内していった。立派な門を入っていくと殿上に王がいた。王は竇の入って来るのを見ると階段をおりて出迎えて、
賓主
(
ひんしゅ
)
の礼を行った。
蓮花公主
(新字新仮名)
/
蒲 松齢
(著)
爾等
(
なんぢら
)
の
旌
(
はた
)
に敬禮しようや。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
▼ もっと見る
朱雀玄武旗
(
すじゃくげんぶき
)
、青龍白虎旗、白
旌
(
はた
)
、青
旌
(
はた
)
、黒旌、黄旌、
緋纓
(
ひぶさ
)
の大
幡
(
ばん
)
など、へんぽんと
梁山
(
りょうざん
)
のいただきから中腹までを埋め、北斗七星旗から八
卦
(
け
)
旗
(
き
)
、一百二十四流れの鎮天旗まで
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
旌
漢検1級
部首:⽅
11画
“旌”を含む語句
旌旗
旌表
士気旌色
小旌
旌旆
旌旗剣槍
旌旗粛々
旌旗粛然
旗旌
明主日懸旌節報
謝旌