“こうのとり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
66.7%
22.2%
11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしたらさ、どうでせう、ma chèreシェール(あんた!)、まるで他愛もないことばかり話してるのよ! どこかの奧さんが舞踏ダンスの何とかいふ型を他の型と間違へただの、ボボフとかいふひと襟飾ジャボーをつけた恰好がこうのとりそつくりだつたが、その人がもう少しでころげるところだつただの、リディナとかいふひとは緑いろの眼をしてゐる癖に自分では碧い眼だと思つてゐるだのと、そんなやうなつまらない話ばかりなの。
狂人日記 (旧字旧仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
私はこの屋根裏部屋で「こうのとり物語」という習作を書いた。
西隣塾記 (新字新仮名) / 小山清(著)
前の欧州大戦のとき、義勇飛行将校を志願して有名なギヌメールのシゴイニュ(こうのとり)隊へ入り、戦闘機に乗って十何機とか敵機を撃墜したそうで、シゴイさんのかん一という名は鸛部隊の〈鸛〉からとったんだそうだ。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
まア、ここは屋上。博士の研究室なんてありゃしないわ。あら、あすこにネーム・プレートが下っている。まるで、エッフェル塔の天辺てっぺんこうのとりが巣をかけたようね。
遊星植民説 (新字新仮名) / 海野十三(著)
その塔の一つは、苔生こけむしたかわら屋根の頂に、あたかも額に縁無し帽子をかぶったかのように、こうのとり空巣あきすをつけていた。
またそれと同時に、熊城が石卓の上にあった鬼箭を持って来たけれども、その矢柄は二センチに余り、やじりは青銅製の四叉になっていて、こうのとりの羽毛で作った矢筈やはずと云い、見るからに強靱兇暴をきわめ、クリヴォフ夫人を懸垂しながら突進するだけの強力は、それに十分窺われるのだった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)