“こうのとり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
66.7%
22.2%
11.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おゝ、何といふ厳かなお姫様の御入来であらうよ。あなたの頭上には金色の後光が燦然と輝き、何処からともなくこうのとりの翼の音が聞えるやうだ。」
武者窓日記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
小さな池に住んでいました一匹の亀が、その池に時々来る二羽のこうのとりから、いろいろ旅の面白い話をきかされて、自分でも空を飛んでみたくなりました。
文学以前 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
その塔の一つは、苔生こけむしたかわら屋根の頂に、あたかも額に縁無し帽子をかぶったかのように、こうのとり空巣あきすをつけていた。
まア、ここは屋上。博士の研究室なんてありゃしないわ。あら、あすこにネーム・プレートが下っている。まるで、エッフェル塔の天辺てっぺんこうのとりが巣をかけたようね。
遊星植民説 (新字新仮名) / 海野十三(著)
またそれと同時に、熊城が石卓の上にあった鬼箭を持って来たけれども、その矢柄は二センチに余り、やじりは青銅製の四叉になっていて、こうのとりの羽毛で作った矢筈やはずと云い、見るからに強靱兇暴をきわめ、クリヴォフ夫人を懸垂しながら突進するだけの強力は、それに十分窺われるのだった。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)