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『春の賦』
ふりがな文庫
『
春の賦
(
はるのふ
)
』
また春が帰つて来た。 病にかかつてこのかた、暑さ寒さが今までになくひどく体にこたへるので、夏が来ると秋を思ひ、冬になると春を恋しがる以外には、何をも知らない私は、ことしの冬が近年になく厳しからうとの前触れがやかましかつただけに、まだ冬至も来 …
著者
薄田泣菫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約5分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
出会
(
でくは
)
化粧
(
めかし
)
鸛
(
こふのとり
)
難
(
かた
)
粧
(
よそほ
)
白足
(
びやくそく
)
徒渉
(
かちわた
)
病躯
(
びやうく
)
生身
(
いきみ
)
昵懇
(
なじみ
)
擽
(
くすぐ
)
翔
(
か
)
素脚
(
すあし
)
異
(
ちが
)
無碍
(
むげ
)
流行
(
はや
)
一瞥
(
いちべつ
)
撒
(
ま
)
掌面
(
てのひら
)
容易
(
たやす
)
圃
(
はたけ
)
嚥
(
の
)
唸
(
うな
)
傴僂
(
せむし
)
上
(
のぼ
)