“孔雀経”の読み方と例文
読み方割合
くじゃくきょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仁和寺にんなじ御室みむろ守覚しゅかく法親王が参内、孔雀経くじゃくきょうの法で祈り、天台座主覚快かくかい法親王も揃って祈祷した。これは変成男子へんじょうなんしの法という秘法で、胎内の女児を男児に変成するものである。
仏眼金輪ぶつげんこんりん五壇ノ法とか、一はん孔雀経くじゃくきょうとか、七ぶつ薬師熾盛光やくししきせいこう、五大虚空蔵こくうぞう、六観音、八字文殊、金剛童子ノ法などという、およそ聞くだに凄まじい咒法じゅほうばかりで、読経の声はシワ
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)