“魚屋”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
さかなや68.8%
ととや9.4%
うをや6.3%
いさばや3.1%
うおや3.1%
なや3.1%
やつ3.1%
フィシュ・バア3.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“魚屋”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 工芸 > 工芸8.3%
歴史 > 伝記 > 日本8.3%
哲学 > 倫理学・道徳 > 人生訓・教訓6.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
魚八は根岸繁昌の時代からここに住んでいる魚屋さかなやで、一時は相当に店を張っていたが、土地がさびれると共に店もさびれた。
半七捕物帳:56 河豚太鼓 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
みんなまち魚屋さかなやってしまって、そのかね家族かぞくのものをやしなわなければならなかったのです。
一本の釣りざお (新字新仮名) / 小川未明(著)
堺の豪商魚屋ととや利右衛門家では、先ず小僧が眼を覚ました。
郷介法師 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
その朝鮮ものにまた様々な種類がある。「井戸」「雲鶴うんかく」「熊川こもがい」「呉器ごき」「魚屋ととや」「金海」等々々。その名は甚だ多い。だが中で味わいの最も深いのは「井戸」である。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
忽ちくりやかたに人の罵りさわぐ声が聞えた。程近き街の魚屋うをやが猫に魚をぬすまれて勝手口に来て女中に訴へてゐるのであつた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
すしつけてやがてにたる魚屋うをやかな
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
其頃は交通が不便なので、魚屋いさばやに行くと大きな章魚がブラ下つて、蠅が飛び廻つてゐる鮭が置いてある位であつたことを私も覺えてゐる。
異国さかな雑談 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
すしつけてやがてにたる魚屋うおやかな
俳人蕪村 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
一、石田治部少ぢぶせうの乱の年、即ち慶長五年七月十日、わたくし父魚屋なや清左衛門、大阪玉造たまつくりのお屋敷へ参り、「かなりや」十羽、秀林院様へ献上仕り候。
糸女覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
るうちに肩を組んで寄って来た売子の魚屋やつが十コン一円二十銭で落いたとします。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
その落いた魚屋やつの襟印を見て帳面に『一円五十銭……茂兵衛』とか何とか私共一流の走書きに附込んだやつさらうように引っ担いで走り出て行きます。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
こいつが店へ這入はいってきたとき魚のにおいがしたから、按ずるに、このデックは四、五軒さきの魚屋フィシュ・バアの若い者であろう。