“藤孝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふじたか87.5%
ふぢたか12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勝龍寺城の頃は、わずか二万石ほどの小大名であったのが、今ではしゅうとの細川藤孝ふじたかは、丹後の田辺城にいて、あの地方における重鎮であった。
摂津せっつの中之島の城にいる細川藤孝ふじたかから「火急」として飛状が来た。——同時に、京都にある明智光秀からも
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
所詮は出し申すことなるまじくと返答仕るべし、なほ又是非ともと申し候はば、田辺の城(舞鶴)へ申し遣はし、幽斎いうさい様(忠興の父、藤孝ふぢたか)より御指図を仰ぎ候まま、それ迄待ち候へと挨拶仕るべし
糸女覚え書 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)