“かねそな”の漢字の書き方と例文
語句割合
兼備100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「其内、近藤勇と云ふ者は、知勇ちゆう兼備かねそなはり、何事を掛合に及候ても無滞とゞこほりなく返答致し候者の由」
君にもはや、御齢おんよわい五十をすぎ給い、威は四海にふるい、徳は四民にあまねく、東除西討、いまや両川の地に君臨されて、名実ともに兼備かねそなわる。これは単なる人力のみの功績ではありません。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)