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兼帯
ふりがな文庫
“兼帯”の読み方と例文
旧字:
兼帶
読み方
割合
けんたい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんたい
(逆引き)
顔を洗うのもそこそこにして、
部屋
(
へや
)
にもどり、朝昼
兼帯
(
けんたい
)
の飯を喰いながら、妻から来た手紙を読んで見た。
耽溺
(新字新仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
慶長二年に父の吉次が死んで吉之丞の代になると、二度目の朝鮮征伐に義弘について
泗川
(
しせん
)
に行き、
粮米荷頭
(
ろうまいにがしら
)
と小荷駄才領を
兼帯
(
けんたい
)
でやり、
矢丸
(
やだま
)
の下を駆けまわった。
呂宋の壺
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
医者
(
いしや
)
の
内弟子
(
うちでし
)
で
薬局
(
やくきよく
)
、
拭掃除
(
ふきさうぢ
)
もすれば
総菜畠
(
さうざいばたけ
)
の
芋
(
いも
)
も
堀
(
ほ
)
る、
近
(
ちか
)
い
所
(
ところ
)
へは
車夫
(
しやふ
)
も
勤
(
つと
)
めた、
下男
(
げなん
)
兼帯
(
けんたい
)
の
熊蔵
(
くまざう
)
といふ、
其頃
(
そのころ
)
二十四五
歳
(
さい
)
、
稀塩散
(
きゑんさん
)
に
単舎利別
(
たんしやりべつ
)
を
混
(
ま
)
ぜたのを
瓶
(
びん
)
に
盗
(
ぬす
)
んで
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
兼帯(けんたい)の例文をもっと
(7作品)
見る
“兼帯”の意味
《名詞》
一人で二つ以上の職を兼ねること。兼任。
一つの物を二つ以上の役割で使用すること。兼用。
(出典:Wiktionary)
兼
常用漢字
中学
部首:⼋
10画
帯
常用漢字
小4
部首:⼱
10画
“兼”で始まる語句
兼
兼好
兼々
兼吉
兼実
兼而
兼良
兼行
兼平
兼備
検索の候補
下男兼帯
朝食兼帯
例繰方撰要方兼帯
“兼帯”のふりがなが多い著者
エクトール・アンリ・マロ
岩野泡鳴
三遊亭円朝
泉鏡太郎
久生十蘭
泉鏡花
野村胡堂