“薬局”のいろいろな読み方と例文
旧字:藥局
読み方割合
やっきょく66.7%
やくきよく33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あ、エウゲニイ、フェオドロイチの有仰(おっしゃ)るには、本院(ほんいん)の薬局(やっきょく)が狭隘(せまい)ので、これを別室(べっしつ)の一つに移転(うつ)してはどうかと云(い)うのです。
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
入り口の障子(しょうじ)をあけると、二坪(つぼ)ほどな板(いた)の間(ま)がある。そこが病畜診察所(びょうちくしんさつじょ)兼(けん)薬局(やっきょく)らしい。さらに入院家畜(にゅういんかちく)の病室(びょうしつ)でもあろう、犬の箱(はこ)ねこの箱などが三つ四つ、すみにかさねあげてある。
老獣医 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
医者(いしや)の内弟子(うちでし)で薬局(やくきよく)、拭掃除(ふきさうぢ)もすれば総菜畠(さうざいばたけ)の芋(いも)も堀(ほ)る、近(ちか)い所(ところ)へは車夫(しやふ)も勤(つと)めた、下男(げなん)兼帯(けんたい)の熊蔵(くまざう)といふ、其頃(そのころ)二十四五歳(さい)、稀塩散(きゑんさん)に単舎利別(たんしやりべつ)を混(ま)ぜたのを瓶(びん)に盗(ぬす)んで
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)