トップ
>
兼帶
ふりがな文庫
“兼帶”の読み方と例文
新字:
兼帯
読み方
割合
けんたい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんたい
(逆引き)
と、あはれや
夕飯
(
ゆふめし
)
兼帶
(
けんたい
)
の
臺
(
だい
)
の
笊
(
ざる
)
に
箸
(
はし
)
を
投
(
な
)
げた。
地
(
ぢ
)
ものだと、
或
(
あるひ
)
はおとなしく
默
(
だま
)
つて
居
(
ゐ
)
たらう。が、
對手
(
あひて
)
がばらがきだから
堪
(
たま
)
らない。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
かけ
飯
(
めし
)
も
汁
(
しる
)
も
兼帶
(
けんたい
)
の樣子なり其外
行燈
(
あんどん
)
は
反古張
(
ほごばり
)
の文字も分らぬ迄に黒み
赤貝
(
あかゞひ
)
へ
油
(
あぶら
)
を
注
(
つぎ
)
燈心
(
とうしん
)
は僅に一本を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
尤も天にも地にもたつた一人暮し、取次も、主人も
兼帶
(
けんたい
)
の貧乏浪人でもあつたのです。
銭形平次捕物控:065 結納の行方
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
兼帶(けんたい)の例文をもっと
(3作品)
見る
兼
常用漢字
中学
部首:⼋
10画
帶
部首:⼱
11画
“兼”で始まる語句
兼
兼好
兼々
兼吉
兼実
兼而
兼帯
兼良
兼平
兼備
“兼帶”のふりがなが多い著者
作者不詳
泉鏡太郎
泉鏡花
野村胡堂