“兼而”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かねて91.7%
カネテ8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一、兼而かねて私ら両人の所ハ三印両兄聞取ニ相成、御家に止宿御頼申候事故、私両人生活の一事ハ一切上の両兄に御引合可遣候。
小戦有之、夫より江差之賊徒追撃、厚浅部あつあさべ口迄進軍、尤大炮三、玉薬二十四五箱分捕、賊徒一人生捕有之候趣。右に付残兵御都合次第早速御差出に相成も難計はかりがたく兼而かねて手筈いたし置候様。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
○先日下され候御文の内にぼふず坊主になり、山のをくへでもはいりたしとの事聞へ、ハイハイヱヘンをもしろきコト兼而カネテ思ひ付おり申候。