“とゞこほりなく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
無滞66.7%
無滯33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「其内、近藤勇と云ふ者は、知勇ちゆう兼備かねそなはり、何事を掛合に及候ても無滞とゞこほりなく返答致し候者の由」
今廿三日藤枝宿立ふぢえだじゆくをたち、巳時頃大井川無滞とゞこほりなく一統相済候。目出度存候。斎主、立賢りふけん、敬順、安策、常庵様、塾中一統善御頼可被成候。尚於柏於国其外宜可申候。二月廿三日。磐安於掛川宿書ばんあんかけがはじゆくにおいてしよす。徳安え。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
願之上親類麹町二本傳次方江同居仕御用向無滯とゞこほりなく相勤候處
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)