“稔麿”の読み方と例文
読み方割合
としまろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吉田稔麿としまろに対しても、市中の宿屋に泊らず、藩邸に起臥するやうに、勧告したが、容れられず、宮部鼎蔵等にも外出を極力制止してゐたのである。
その時、池田屋では、長州の吉田稔麿としまろ、肥後の宮部鼎蔵ていざう等総勢二十余名が集合し
吉田松陰、久坂玄瑞くさかげんずゐ、田中河内介、真木和泉、梅田雲浜、頼三樹三郎、有馬新七、松本奎堂けいだう、河上弥市、吉田稔麿としまろ、藤田小四郎、武田伊賀、入江九一、坂本龍馬、中岡慎太郎、その他無数である。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)