“鼎蔵”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ていざう66.7%
ていぞう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
吉田松陰は、肥後の宮部鼎蔵ていざうと手を携へて上京する船中でも、この「新論」を読んで感激措く能はず、幾度も船中で雀躍して、快哉を連呼したさうだ。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
その時、池田屋では、長州の吉田稔麿としまろ、肥後の宮部鼎蔵ていざう等総勢二十余名が集合し
彼れ嘉永三年鎮西ちんぜいの山川を跋渉ばっしょうし、四年藩主の駕にして江戸に到り、相房形勢の地を按じ、さらに東北に向って遠征を試みんと欲し、肥後ひごの人宮部鼎蔵ていぞう
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)