鼎蔵ていざう)” の例文
吉田松陰は、肥後の宮部鼎蔵ていざうと手を携へて上京する船中でも、この「新論」を読んで感激措く能はず、幾度も船中で雀躍して、快哉を連呼したさうだ。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)
その時、池田屋では、長州の吉田稔麿としまろ、肥後の宮部鼎蔵ていざう等総勢二十余名が集合し