“芹沢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せりざわ71.4%
せりざは28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「九重の太夫さんが、自害をなされたお話、それとあの——芹沢せりざわの隊長さんが殺された、あの前の晩の話——」
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「鶴田さんと芹沢せりざわさん丈けですけれど」
心のアンテナ (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
追手おつては内山、同心二人、岡野、菊地弥六、松高、菊地鉄平の七人、搦手からめては同心二人、遠山、安立あだち芹沢せりざは、斎藤、時田の七人である。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
これが、京都に止ること二十日ばかりで分裂し、芹沢せりざは、近藤等十三人が清河に反き、宿舎八木源之丞の邸前へ「壬生村浪士屯所」の看板を出したのが、所謂新撰組の濫觴らんしやうである。