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『心のアンテナ』
ふりがな文庫
『
心のアンテナ
(
こころのアンテナ
)
』
「四から芸引く、零残る。斯ういう算術を御存じですか?」 と銀太夫君が師匠の令嬢美代子さんに訊いた。 「何あに?もう一遍」 「師から芸引く、零残る」 「分らないわ」 「師匠から芸術を引くと零が残ります。師匠マイナス芸術、イコール零」 「そんな …
著者
佐々木邦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「現代」大日本雄辯會講談社、1937(昭和12)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約27分(500文字/分)
朗読目安時間
約45分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
大
(
でか
)
唯
(
たった
)
上
(
うえ
)
出
(
いで
)
技巧
(
テクニック
)
真
(
ほん
)
因
(
ちな
)
外
(
はず
)
宜
(
い
)
層
(
そ
)
彼方
(
あっち
)
擦
(
さす
)
此方
(
こっち
)
然
(
そ
)
芳紀
(
としごろ
)
零
(
れい
)
中風
(
ちゅうぶ
)
些
(
ち
)
何方
(
どっち
)
余
(
あんま
)
俺
(
わし
)
僕
(
しもべ
)
先方
(
むこう
)
初心
(
しょしん
)
前途
(
ぜんと
)
委
(
まか
)
姫
(
ひい
)
定
(
きま
)
宜
(
よ
)
己惚
(
うぬぼれ
)
性
(
たち
)
悉皆
(
すっかり
)
敵
(
かな
)
明
(
あか
)
昨今
(
さっこん
)
未
(
ま
)
次第
(
わけ
)
潜
(
ひそ
)
煩
(
うるさ
)
煽
(
おだ
)
著
(
いちじる
)
覚
(
おぼ
)
零
(
ゼロ
)
主
(
ぬし
)
予
(
あらかじ
)
他
(
ほか
)
令嬢
(
れいじょう
)
仰有
(
おっしゃ
)
何
(
ど
)
余所
(
よそ
)
侮
(
あなど
)
側
(
そば
)
偶〻
(
たまたま
)
公
(
おおやけ
)
凝
(
こ
)
利
(
き
)
努
(
つと
)
印籠
(
いんろう
)
可笑
(
おか
)
名跡
(
みょうせき
)
呆気
(
あっけ
)
啓発
(
けいはつ
)
因襲
(
いんしゅう
)
在処
(
ありか
)
壺坂
(
つぼさか
)
大切
(
だいじ
)
失策
(
しくじ
)
好
(
い
)
如才
(
じょさい
)
家
(
うち
)
家令
(
かれい
)
尤
(
もっと
)
師匠
(
ししょう
)
引
(
ひ
)
御幣
(
ごへい
)
快
(
こころよ
)
恰幅
(
かっぷく
)
悪気
(
わるぎ
)
抑〻
(
そもそも
)
擡
(
もた
)
方
(
かた
)
松王
(
まつおう
)
残
(
のこ
)
沁
(
し
)
没落
(
ぼつらく
)
沢市
(
さわいち
)
河童
(
かっぱ
)
流石
(
さすが
)
潰
(
つぶ
)
焼刃
(
やきば
)
煙
(
けむ
)
玄人
(
くろうと
)
理由
(
わけ
)
白粉
(
おしろい
)
皆
(
みんな
)
盛綱
(
もりつな
)
目敏
(
めざと
)
相容
(
あいい
)
真
(
ま
)
破門
(
はもん
)