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三歳
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みつ
ふりがな文庫
“
三歳
(
みつ
)” の例文
恐
(
おそ
)
る
可
(
べ
)
き
哉
(
かな
)
、
己
(
おのれ
)
より
三歳
(
みつ
)
弱
(
わか
)
い
山田
(
やまだ
)
が
既
(
すで
)
に
竪琴草子
(
たてごとざうし
)
なる
一篇
(
いつぺん
)
を
綴
(
つゞ
)
つて、
疾
(
とう
)
から
価
(
あたへ
)
を
待
(
ま
)
つ者であつたのは
奈何
(
どう
)
です、
然
(
さう
)
云
(
い
)
ふ物を書いたから
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
アレ住が来た、ソレ住が来た、怖い怖いと泣いて騒ぐ、妾は心の迷いという事もありましょうが、何にも知らぬ
三歳
(
みつ
)
や
四歳
(
よつ
)
の小児が、何を怖がって何を泣くか一向解りませぬ
お住の霊
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
拍子
(
ひやうし
)
の悪いことには梅子さんの
三歳
(
みつ
)
の時に奥様がお
亡
(
なくなり
)
になる、それから今の奥様をお貰ひになつたのですが、
貴様
(
あなた
)
、梅子さんも今の奥様には随分
酷
(
ひど
)
い目にお逢ひなさいましたよ
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
先に
除
(
よ
)
けてか林の
傍
(
わき
)
の
草原
(
くさはら
)
を濡れつゝ
來
(
きた
)
る
母子
(
おやこ
)
あり
母
(
をや
)
は三十四五ならんが貧苦に
窶
(
やつ
)
れて四十餘にも見ゆるが脊に
三歳
(
みつ
)
ばかりの子を負ひたり
後
(
うしろ
)
に歩むは
六歳
(
むつ
)
ばかりの女の子にて下駄を
木曽道中記
(旧字旧仮名)
/
饗庭篁村
(著)
肥
(
ふと
)
った
三歳
(
みつ
)
ばかりの男の
児
(
こ
)
が
心の姿の研究
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
▼ もっと見る
奥様は世に嬉しげに
莞爾
(
にこり
)
御笑ひ遊ばしてネ、先生、私は今も
彼
(
あ
)
の時の御顔が目にアリ/\と見えるのです、其れから今度は梅子をと仰つしやいますからネ、
未
(
ま
)
だ
頑是
(
ぐわんぜ
)
ない
三歳
(
みつ
)
の春の御嬢様を
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
歳
常用漢字
中学
部首:⽌
13画
“三歳”で始まる語句
三歳児
三歳兒
三歳子