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『お住の霊』
ふりがな文庫
『
お住の霊
(
おすみのれい
)
』
これは小生の父が、眼前に見届けたとは申し兼るが、直接にその本人から聞取った一種の怪談で今はむかし文久の頃の事。その思召で御覧を願う。その頃、麹町霞ヶ関に江原桂助という旗下(これは漢学に達して、後には御目附に出身した人)が住んでいた。その妹は …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文藝倶楽部」1902(明治35)年4月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
湿
(
ぬれ
)
好
(
いい
)
妾
(
わし
)
顔色
(
いろ
)
解
(
とけ
)
妹
(
いもご
)
三歳
(
みつ
)
妾
(
わたくし
)
満
(
まる
)
何
(
いず
)
眼前
(
まのあたり
)
彼
(
あ
)
何物
(
なに
)
当年
(
ことし
)
住
(
すみ
)
以前
(
まえ
)
悲惨
(
いじら
)
解
(
げ
)
返答
(
こたえ
)
魘
(
おそ
)
怖々
(
おずおず
)
思召
(
おぼしめし
)
悄然
(
しょんぼり
)
懇切
(
ねんごろ
)
據
(
よんどころ
)
斯
(
こ
)
魘
(
おび
)
枕辺
(
まくらもと
)
湿
(
ぬ
)
燈火
(
あかり
)
疑惑
(
うたがい
)
縡
(
こと
)
行燈
(
あんどう
)
小生
(
わたくし
)
且
(
かつ
)
口惜
(
くやし
)
宮守
(
やもり
)
四歳
(
よつ
)
子
(
ね
)
云
(
いい
)
了
(
しま
)
畔
(
ほとり
)
兎
(
と
)
侍女
(
こしもと
)
何日
(
いつ
)
翌
(
あく
)
能
(
よ
)
何
(
ど
)
視
(
み
)
処
(
ところ
)
許
(
もと
)
賺
(
すか
)
主人
(
あるじ
)
邸
(
やしき
)
随
(
したが
)
顫
(
ふる
)
不在
(
るす
)
一図
(
いちず
)
斯
(
か
)
年齢
(
とし
)
恰
(
あたか
)
悚然
(
ぞっ
)
小児
(
こども
)
情由
(
わけ
)
成仏
(
じょうぶつ
)
持余
(
もてあま
)
掻堀
(
かいぼり
)
実家
(
さと
)
兼
(
かね
)
斯世
(
このよ
)
昨夜
(
ゆうべ
)
最初
(
はじめ
)
椽端
(
えんばた
)
殊
(
こと
)
気色
(
けしき
)
得脱
(
とくだつ
)
冷笑
(
あざわら
)
潜然
(
さめざめ
)