“掻堀”の読み方と例文
読み方割合
かいぼり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
即ち、淡島あわしまさま前なる小池は、田圃に於ける掻堀かいぼり同様、泥まみれの老若入り乱れてこね廻し居けり。
東京市騒擾中の釣 (新字旧仮名) / 石井研堂(著)
或はこの水中に何物か沈んでいるのではあるまいか、物は試しで一応その掻堀かいぼりをして見ろと云うことになって、下男や家来共はその用意に取かかるところへ、この噂を聞いて奥から怖々おずおず出て来たのは
お住の霊 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)