“かいぼり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
掻堀40.0%
掻掘40.0%
養魚池20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
或はこの水中に何物か沈んでいるのではあるまいか、物は試しで一応その掻堀かいぼりをして見ろと云うことになって、下男や家来共はその用意に取かかるところへ、この噂を聞いて奥から怖々おずおず出て来たのは
お住の霊 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
あくる日は大勢の人足をあつめて、その古池の掻掘かいぼりをはじめた。小幡も松村も立ち会って監視していたが、ふなこいのほかには何の獲物もなかった。泥の底からは女の髪一と筋も見付からなかった。
半七捕物帳:01 お文の魂 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)