トップ
>
斯世
ふりがな文庫
“斯世”の読み方と例文
読み方
割合
このよ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このよ
(逆引き)
而して斯かる国の
斯世
(
このよ
)
に於て無きことは言わずして明かである、義の国は義の君が再び世に
臨
(
きた
)
り給う時に現わる
聖書の読方:来世を背景として読むべし
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
斯
(
か
)
くと聞くより
冷笑
(
あざわら
)
って、お前も武士の女房でないか、幽霊の変化のと云う物が
斯世
(
このよ
)
にあろうと思うか、馬鹿も
好
(
いい
)
加減にしろと頭ごなしに叱り付けたが妹は中々承知せず
お住の霊
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
あゝ、父は丑松の為に『忘れるな』の
一語
(
ひとこと
)
を残して置いて、最後の呼吸にまで其精神を言ひ伝へて、斯うして牧場の土深く埋もれて了つた——もう
斯世
(
このよ
)
の人では無かつたのである。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
斯世(このよ)の例文をもっと
(3作品)
見る
斯
漢検準1級
部首:⽄
12画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
“斯”で始まる語句
斯
斯様
斯道
斯々
斯樣
斯波
斯界
斯学
斯程
斯般
“斯世”のふりがなが多い著者
内村鑑三
島崎藤村
岡本綺堂