“当年”のいろいろな読み方と例文
旧字:當年
読み方割合
とうねん57.1%
このとし28.6%
ことし14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ただ、当年とうねんわりのないのは、初夏しょかのころになると、ふじのはなが、ところどころ、みごとにいてやまかざっていたのでした。
ひすいを愛された妃 (新字新仮名) / 小川未明(著)
かならず此をんな当年このとしはらみ男をうむ
数うれば当年ことしは恰もその五十回忌に相当すると、隠居は懺愧と恐怖に顔色を変えて了った。
お住の霊 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)