“さんさい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
山寨56.8%
山塞15.9%
三斎9.1%
山砦6.8%
三歳4.5%
山妻4.5%
彬斎2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『困つたなア、大丈夫でせうかなア! 誰だつて命は惜いですからな! 山寨さんさいに幾日も捕虜になつてゐるやうな目にも逢ひたくないからな!』
北京の一夜 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
四馬剣尺しばけんじゃくが、どっかと腰をかけた頭目台とうもくだいの前へいって、この山塞さんさいの番頭格の木戸が、うらみつらみをのべたてた。木戸は、よほど骨を折ったものと見える。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
すると、そばで見ていた細川三斎さんさいが、しきりに、そでをひっぱるので、家康も苦笑して、いうのを止めたが、やがて退出して帰るとき、三斎がまたすきを見て、家康へ注意した。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
手下を叱りつけて闇右衛門は山砦さんさいへ。
だだら団兵衛 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
そはいとけな三歳さんさいのむかしなれば。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
山妻さんさいの権威を認めて、僕を説かせる為めの訪問らしかった。
四十不惑 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
そこは彬斎さんさいといった祖父が老後に使っていた部屋で、風とおしがいいのと日がよく当るのとで、医者がすすめて病間にしたものである。
おばな沢 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)