“心霊”のいろいろな読み方と例文
旧字:心靈
読み方割合
しんれい80.0%
こころ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
諸君もかねてお聞きおよびかと思う例の心霊しんれい研究会で、有名なるN女史という霊媒れいばいを通じて、作者がその亡友から聞いた告白なのである。
国際殺人団の崩壊 (新字新仮名) / 海野十三(著)
捨てた父母は何者か知らぬが、巳代吉が唖ながら心霊しんれい手巧しゅこう職人風のイナセな容子を見れば、祖父母の何者かが想像されぬでもない。巳代吉は三歳みっつまでは口をきいた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)