“しんれい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
振鈴25.0%
心霊20.0%
浸礼15.0%
神灵10.0%
神霊10.0%
申令5.0%
秦嶺5.0%
神鈴5.0%
神靈5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れど瀧口、口にくはへし松が枝の小搖こゆるぎも見せず。見事みごと振鈴しんれいの響に耳をまして、含識がんしきながれ、さすがに濁らず。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
捨てた父母は何者か知らぬが、巳代吉が唖ながら心霊しんれい手巧しゅこう職人風のイナセな容子を見れば、祖父母の何者かが想像されぬでもない。巳代吉は三歳みっつまでは口をきいた。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
該自動車が犯人の潜伏せる麹町区土手三番町旧浸礼しんれい教会に到着したる時は、犯人は既に一台の高速力の自動車にて逃走せし跡にて、一同は手を空しくして帰来せり。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
○およそ 菅神をまつやしろにはおほかたは雷除らいよけ護府まもりといふ物あり。此 御神雷の浮名うきなをうけ玉ひたるゆゑ、 神灵しんれいらいいみ玉ふゆゑに此まもりかならずしるしあるべし。
時勢じせい変化へんかはこちらからるとじつによくわかります。神霊しんれいるか、いかもあやふやな人達ひとたちから、たん形式的けいしきてきあたまげてもらいましても、ドーにも致方いたしかたがございませぬ。
孫子そんしいはく、『約束やくそくあきらかならず、申令しんれいじゆくせざるは、しやう罪也つみなりすですであきらかにしてしかはふごとくならざるは、吏士りし罪也つみなり』と。すなは左右さいう隊長たいちやうらんとほつす。
ここおい(七)これみぎす。婦人ふじんおほいわらふ。孫子そんしいはく、『約束やくそくあきらかならず、(八)申令しんれいじゆくせざるは、しやう罪也つみなり』と。た三れいしんしてこれひだりす。婦人ふじんおほいわらふ。
秦嶺しんれいの西に街亭がいていという一高地がある。かたわらの一城を列柳城れつりゅうじょうという。この一山一城こそまさに漢中の咽喉のどにあたるもの。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もしお許しあれば、秦嶺しんれいえ、子午谷しごこくを渡り、虚を衝いて、敵を混乱に陥れ、彼の糧食を焼き払いましょう。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
彼は、この数にふと、なにか、天扉てんぴ神鈴しんれいを聞く気がした。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
四ツにわけ一に現夢げんむ二に虚夢きよむ三に靈夢れいむ四に心夢しんむとす現夢げんむとはうつゝまぼろしのごとく見ゆるをいふ虚夢きよむとは心魂しんこんつかれよりして種々しゆ/″\樣々さま/″\の事を見るをいふ靈夢れいむとは神靈しんれい佛菩薩ぶつぼさつ御告おんつげをかうむるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)