“しゆがう”の漢字の書き方と例文
語句割合
種好100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あれからすぐ、大仏開眼かいげん供養が行はれたのであつた。其時、近々と仰ぎ奉つた尊容三十二種好しゆがう具足したと謂はれる其相好が、誰やらに似てゐると感じた。其がどうしても思ひ浮ばずにしまつた。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)