「いや、それとね姉さん。ちっとばかり酒肴を仕込んで来ましたから、今日は近所の衆にも、ようっくお礼を申したいと思ってさ」
そこには細川、浅野両藩で用意した酒肴が置き並べてある。給仕には町から手伝人が数十人来ている。一同挨拶して杯を挙げた。
大阪の町奉行の用人を知っていたから、それを訪ねて帰ると、大阪の奉行所から追っかけ使者がきて酒肴を届けて行った。
“酒肴”の意味
“酒肴(肴)”の解説
肴(さかな)とは、酒を飲む際に添える食品を意味する語。派生して、酒を飲む際に共に楽しむ様々な対象(歌舞や面白い話題など)も肴と呼ばれる。酒肴(しゅこう)、酒にあてがうことからアテと呼ぶ事もある。つまみ(おつまみ)ともいう。
(出典:Wikipedia)
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