“遊寓”の読み方と例文
読み方割合
ゆうぐう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
癸丑きちゅう六月に夷舶いはくの来りしとき、余、江戸に遊寓ゆうぐうす。警を聞きせて浦賀に至り、親しく陸梁りくりょうの状を察し、憤激にえず。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
鹿児島県遊寓ゆうぐう中に聞いたが、その地名は覚えておらぬ。ある村にて、神社の祭りにおのおの酒肴しゅこうを持参して、深夜までその堂内で宴会を開く慣例がある。
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)