“けんぶん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
見分35.5%
検分32.3%
見聞25.8%
建文3.2%
間分3.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この老人は富士浅間せんげん流という一派を開いた人で、試合の見分けんぶんには熟練家の誉れを得ている人でありました。
「おじさん、ひとりで行って、調べてみてごらんなさい、そうすれば、わたしたち、あとから揃って見分けんぶんに行くわ」
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「おお木下様でしたか。主人長秀は、今し方まで、検分けんぶんに見えておいででしたが、はや今浜の御陣所へ帰られました」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「何せい、仕方がない。どこか小高い所へ上がって、この群衆のかしらを一ツずつ検分けんぶんしているとしようか」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私はその旅での外のあらゆる見聞けんぶんや印象はほとんど忘れて、修道院のすべてに絶えず頭や胸を一杯にされてゐた。
処女作の思い出 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
是等に關する古物こぶつ遺跡に付いて見聞けんぶんを有せらるる諸君しよくん希くは報告のらうを悋まるる事勿れ。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
みん建文けんぶん皇帝は実に太祖たいそこう皇帝にいで位にきたまえり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
吾が言をば信ぜざる者は、こころみ建文けんぶん永楽えいらくの事を。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「大工を呼んで境界ぎりぎりに削り取るんだ。でないと裁判沙汰になるし、法律では幅一尺の十五間分けんぶんの、つまりその三十年間の地代も払わなければならなくなる、やはり離れをこわすことになるんだ。」
蜜のあわれ (新字新仮名) / 室生犀星(著)