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建文
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けんぶん
ふりがな文庫
“
建文
(
けんぶん
)” の例文
呉江
(
ごこう
)
の
邑丞
(
ゆうじょう
)
鞏徳
(
きょうとく
)
、
蘇州府
(
そしゅうふ
)
の命を以て史彬が家に至り、官を奪い、
且
(
かつ
)
曰く、聞く君が家
建文
(
けんぶん
)
皇帝をかしずくと。
彬
(
ひん
)
驚いて曰く、全く
其
(
その
)
事
(
こと
)
無しと。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
明
(
みん
)
の
建文
(
けんぶん
)
皇帝は実に
太祖
(
たいそ
)
高
(
こう
)
皇帝に
継
(
つ
)
いで位に
即
(
つ
)
きたまえり。時に
洪武
(
こうぶ
)
三十一年
閏
(
うるう
)
五月なり。すなわち
詔
(
みことのり
)
して明年を建文元年としたまいぬ。
御代
(
みよ
)
しろしめすことは
正
(
まさ
)
しく五歳にわたりたもう。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
賽児の乱をなせるは
明
(
みん
)
の
永楽
(
えいらく
)
十八年二月にして、
燕
(
えん
)
王の
簒奪
(
さんだつ
)
、
建文
(
けんぶん
)
の
遜位
(
そんい
)
と相関するあるにあらず、建文
猶
(
なお
)
死せずと
雖
(
いえども
)
、簒奪の事成って既に十八春秋を
経
(
へ
)
たり。賽児何ぞ実に建文の
為
(
ため
)
に兵を挙げんや。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“建文”の解説
建文(けんぶん)は、中国、明代の元号(1399年 - 1402年)。第2代皇帝恵帝(恵宗)の在位中に使われた。このため恵宗は建文帝と呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
建
常用漢字
小4
部首:⼵
9画
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
“建文”で始まる語句
建文帝