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検覈
ふりがな文庫
“検覈”の読み方と例文
旧字:
檢覈
読み方
割合
けんかく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんかく
(逆引き)
この矛盾を根柢まで深く
解剖
(
かいぼう
)
し、
検覈
(
けんかく
)
することを、そうしてそれが彼らの
確執
(
かくしつ
)
を最も早く解決するものなることを忘れていたのである。
時代閉塞の現状:(強権、純粋自然主義の最後および明日の考察)
(新字新仮名)
/
石川啄木
(著)
かかる
瞑想
(
めいそう
)
のうちに、
傲慢
(
ごうまん
)
の念は消えうせた。彼はあらゆる方面から自分を
検覈
(
けんかく
)
してみた。彼は身の微弱なるを感じて、幾度か涙を流した。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
われ等は寧ろその細かい空気と気分とを
検覈
(
けんかく
)
し、観察して、以てそこから人間を学ばなければならない。
須磨子の死
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
検覈(けんかく)の例文をもっと
(6作品)
見る
“検覈”の意味
《名詞》
厳しく調べて考えること。
(出典:Wiktionary)
検
常用漢字
小5
部首:⽊
12画
覈
漢検1級
部首:⾑
19画
“検”で始まる語句
検
検屍
検非違使
検校
検分
検挙
検見
検査
検疫
検察官
“検覈”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
石川啄木
山本周五郎
田山録弥
田山花袋