“きこうし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
貴公子60.0%
季康子30.0%
季桓子10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「何がそれみろだ。余裕は僕に返せと云わないという意味が君にはよく解らないと見えるね。気の毒なる貴公子きこうしよだ」
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
季孫きそんに告げて事を計れと言う。季康子きこうしがこれに賛成する訳が無いのだ。孔子は君の前を退いて、さて人に告げて言った。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
(四) 孔子年四十二の時、季桓子きこうしが土中から羊のようなものを掘り出し、孔子がそれを説き明かした。また会稽かいけいを攻略して骨を得た呉が、使いをもって孔子に説明を求めた。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)