“季桓子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きかんし80.0%
きこうし20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魯侯は女楽にふけってもはやちょうに出なくなった。季桓子きかんし以下の大官連もこれにならい出す。子路は真先に憤慨ふんがいして衝突しょうとつし、官を辞した。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
魯の権臣季桓子きかんしが喜んでこれをうけ、君臣共にこれに見ほれて、三日間朝政を廃するにいたったので、先師はついに職を辞して魯を去られた。
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
(四) 孔子年四十二の時、季桓子きこうしが土中から羊のようなものを掘り出し、孔子がそれを説き明かした。また会稽かいけいを攻略して骨を得た呉が、使いをもって孔子に説明を求めた。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)