“季節風”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
モンスーン75.0%
ムンスウン25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それに反して、季節風モンスーンの猛雨が始まったら登行をするという、この折竹の説は暴論といおうか、まことに、常識外れの馬鹿馬鹿しいものだった。
人外魔境:10 地軸二万哩 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
これがもういっそう大仕掛けになって、たとえばアジア大陸と太平洋との間に起こるとそれがいわゆる季節風モンスーンで、われわれが冬期に受ける北西の風と、夏期の南がかった風になるのです。
茶わんの湯 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
快い北東の季節風ムンスウンに吹かれ、御納戸おなんど色の絹をべた様な静平な海面を過ぎながら、十一月二十五日の朝蘭領のアノムバ島を左舷に見た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)