“季綱”の読み方と例文
読み方割合
すえつな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その三名が立つと、正成はすぐ、弟の正季まさすえ、義兄の季綱すえつな、ほか安間、和田、橋本、神宮寺などの一族中のおもな者七、八名を赤坂城へよびにやった。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところで、とうの正成は、なお赤坂城へも姿をみせてはいなかった。すべては水分みくまりたちのおくから弟の正季、祐筆の安間了現、久子の兄松尾季綱すえつならにさしずしていた。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
同族の南江正忠、松尾季綱すえつな、橋本正安など、いずれも、近村に住む縁者どもで
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)