“すえつな”の漢字の書き方と例文
語句割合
季綱100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、書院の内へ、季綱すえつなをつれて入った。爺の左近も、季綱のうしろに坐った。
私本太平記:04 帝獄帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
水をふくんだ縄ばたきを持った兵が近くに落ちた火箭ひやをすぐたたき消している。正成は歩いて、ひがし足場の松尾季綱すえつなと、西足場の神宮寺正師じんぐうじまさもろ、そのほかのるいへむかって、初めてこう号令した。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
松尾刑部季綱すえつなは、そういって、なぐさめた。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)