季康子きこうし)” の例文
こたえて曰く、政は臣を選ぶにあり。季康子きこうし政を問う。なおきを挙げてこれをまがれる(人の上)にけば、すなわち枉れる者なおからん。康子盗をうれう。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
季孫きそんに告げて事を計れと言う。季康子きこうしがこれに賛成する訳が無いのだ。孔子は君の前を退いて、さて人に告げて言った。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
すると大夫の季康子きこうしがいった。——
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
(十) その翌年、弟子冉有が季康子きこうしのために師をひきい斉と戦って勝った。季康子がそれについて尋ねると、冉有ぜんゆう軍旅ぐんりょのことを孔子に学んだと答えた。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
大夫の季康子きこうしがたずねた。——
現代訳論語 (新字新仮名) / 下村湖人(著)