“地下茎”の読み方と例文
読み方割合
ちかけい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地下茎ちかけいからで立つ一本の長いくきいただきから一方は花穂かすいとなり、一方はこの葉となって出ていて長柄ちょうへいがあり、それが三へいに分かれ
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
やなぎの木の中でもかばの木でも、またかれくさの地下茎ちかけいでも、月光いろのあま樹液じゅえきがちらちらゆれだし
イーハトーボ農学校の春 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
ハナショウブは、ふつうに水ある泥地でいちに作ってあるが、しかし水なき畑にえても、くできて花が咲く。宿根性草本しゅっこんせいそうほんで、地下茎ちかけい横臥おうがしている。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)