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ちかけい
地下茎から
出で立つ一本の長い
茎の
頂から一方は
花穂となり、一方はこの葉となって出ていて
長柄があり、それが三
柄に分かれ
楊の木の中でも
樺の木でも、またかれくさの
地下茎でも、月光いろの
甘い
樹液がちらちらゆれだし
ハナショウブは、ふつうに水ある
泥地に作ってあるが、しかし水なき畑に
栽えても、
能くできて花が咲く。
宿根性草本で、
地下茎は
横臥している。
この
地下茎を
蒸せば食用にするに
足るとのこと、また地方によりこれから
澱粉を
採って
食しているところがある。