地下茎ちかけい)” の例文
地下茎ちかけいからで立つ一本の長いくきいただきから一方は花穂かすいとなり、一方はこの葉となって出ていて長柄ちょうへいがあり、それが三へいに分かれ
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
やなぎの木の中でもかばの木でも、またかれくさの地下茎ちかけいでも、月光いろのあま樹液じゅえきがちらちらゆれだし
イーハトーボ農学校の春 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
ハナショウブは、ふつうに水ある泥地でいちに作ってあるが、しかし水なき畑にえても、くできて花が咲く。宿根性草本しゅっこんせいそうほんで、地下茎ちかけい横臥おうがしている。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
この地下茎ちかけいせば食用にするにるとのこと、また地方によりこれから澱粉でんぷんってしょくしているところがある。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)