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手庇
ふりがな文庫
“手庇”の読み方と例文
読み方
割合
てびさし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てびさし
(逆引き)
汀のお珊は、
褄
(
つま
)
をすらりと足をちょいと踏替えた。
奴島田
(
やっこしまだ
)
は、
洋傘
(
こうもり
)
を畳んで
支
(
つ
)
いて、直ぐ目の下を、前髪に
手庇
(
てびさし
)
して
覗込
(
のぞきこ
)
む。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
源内先生は、堤の高みへ上り
手庇
(
てびさし
)
をして、広い
萱原
(
かやはら
)
をあちらこちらと眺めながら
平賀源内捕物帳:長崎ものがたり
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
老婢は空の陽を
手庇
(
てびさし
)
で防ぎながら、仰いで蔦の門扉に眼をやつてゐた。
蔦の門
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
手庇(てびさし)の例文をもっと
(5作品)
見る
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
庇
漢検準1級
部首:⼴
7画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭
“手庇”のふりがなが多い著者
久生十蘭
泉鏡花
岡本かの子