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『簪を挿した蛇』
ふりがな文庫
『
簪を挿した蛇
(
かんざしをさしたへび
)
』
石川県の西のはずれ、福井県との境近くに大聖寺という町がある。其処に錦城という小学校があって、その学校で私は六年間の小学校生活を卒えた。たしか尋常六年の時に、明治天皇が崩御されたように記憶しているので、私の小学校時代は、明治の末期に当るわけで …
著者
中谷宇吉郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「文藝春秋」1946(昭和21)年12月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約20分(500文字/分)
朗読目安時間
約33分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
褐
(
ちゃいろ
)
教
(
おそわ
)
眼覚
(
めざまし
)
如何
(
いかが
)
建
(
だて
)
後
(
うしろ
)
得
(
とく
)
御
(
お
)
細
(
こまか
)
群
(
むらが
)
著
(
き
)
城趾
(
じょうし
)
尺
(
じゃく
)
引用
(
クォーテーション
)
憶
(
おぼ
)
或
(
あ
)
描
(
えが
)
方
(
ほう
)
旧
(
ふる
)
為
(
ため
)
碧
(
みどり
)
責
(
せめ
)
踵
(
きびす
)
馳
(
か
)
一如
(
いちにょ
)
一著
(
いっちゃく
)
伍
(
ご
)
伺候
(
しこう
)
何処
(
どこ
)
何時
(
いつ
)
光背
(
こうはい
)
其処
(
そこ
)
凝
(
こ
)
凡
(
およ
)
刺身
(
さしみ
)
勿体
(
もったい
)
匂
(
にお
)
匆々
(
そうそう
)
卒
(
お
)
唯
(
ただ
)
嘘
(
うそ
)
噂
(
うわさ
)
四隅
(
よすみ
)
失
(
う
)
奇矯
(
ききょう
)
奔放
(
ほんぽう
)
如何
(
いか
)
妖女
(
ようじょ
)
子爵
(
ししゃく
)
寓話
(
ぐうわ
)
将棋
(
しょうぎ
)
山葵
(
わさび
)
崖
(
がけ
)
崩御
(
ほうぎょ
)
巧
(
うま
)
希臘
(
ギリシャ
)
廻
(
まわ
)
径
(
みち
)
後
(
あと
)
御
(
ご
)
御飯
(
ごはん
)
怖
(
おそ
)
拓
(
ひら
)
揃
(
そろ
)
木綿
(
もめん
)
楓
(
かえで
)
止
(
や
)
正
(
まさ
)
此処
(
ここ
)
河童
(
かっぱ
)
浪
(
なみ
)
涵養
(
かんよう
)
溜
(
たま
)
漆
(
うるし
)
濡
(
ぬ
)
無稽
(
むけい
)
燈明
(
とうみょう
)
現身
(
うつしみ
)
瓦斯
(
ガス
)
益々
(
ますます
)
真黒
(
まっくろ
)
簪
(
かんざし
)
経
(
た
)
綜合
(
そうごう
)
胡麻
(
ごま
)
致方
(
いたしかた
)
芯
(
しん
)
落著
(
おちつ
)
著
(
つ
)
蒲団
(
ふとん
)
蔽
(
おお
)
蘇
(
よみがえ
)
虚空
(
こくう
)
虞
(
おそ
)
蛇
(
へび
)
蜂蜜
(
はちみつ
)
袴
(
はかま
)
襖
(
ふすま
)
詮
(
せん
)
誂
(
あつら
)